「やさしい才能」
  
 
あなたの
やさしい才能を
わたしは
いとおしく思います
 
あなたは
やさしい
やさしい
 
あなたは
笑っていても
困っていても
疲れていても
悩んでいても
 
やさしい
やさしい
 
いつも
いつも
 
きっと
あなたは
このまま
やさしいまま  生きて
やさしいまま  死んでゆく
 
やさしい才能をもった
あなたの
やさしい人生に
わたしをまぜてくれて
 

 

どうもありがとう
 
 
 

 

 

 

「また会える号」
 
 
あなたに会えなくなって
私は   泣きました。
 
けれど
この
会えない日々の向こうでは
また
あなたと会える日々が
待っていると
わかってから
私は   泣かなくなりました。
 
"また会える"
"また会える"
 
毎日  毎日
朝から晩まで
私は
"また会える"
一緒に生きるようになりました。
 
"また会える"
"また会える"
 
いつのまにか
私は
"また会える"
という名前の船にのって
どこまでも
どこまでも
果てのない海を
進んでいました。
 
今も私は
青い青い海の上。
 
ありがとう。
 
この航海に出ることが
できたのは
あなたのおかげです。
 
もう   いいのです。
あなたに
会えても。

 

会えなくても。
 
 
 

 

 

「おまもり」
 
 
"ずっといっしょね"
この思いを
この詩にとじこめて
あなたに捧げます。
 
この詩は一生、
あなたの味方。
 
あなたを
ひとりぼっちから

 

守り続けます。
 
 
 

 

 

「大丈夫」
 
 
私はとても丈夫です
 
もうだめだと泣いた後    唱えた
 
自然は誰も泣いてない
 
今にも消えそうな虹も
今にも溶けそうな雪も
誰も
泣いてない
 
私はとても丈夫です
あなたもとても丈夫です
 
みんなみんな

 

丈夫です
 
 
 

 
 
「質問」
 
 
ねえ   神様
私は  合っていますか
 
この  あたまを
この  こころを
この  いのちを
上手に使えていますか?
 
ねえ   神様
私はいつか
やさしい人になれますか?
 
生きているということの
心細さと
まぶしさに
私は  ひとりで泣きました
 
風が
ふわりと吹きました
 
水色だった空が
オレンジ色に
染まりはじめました
 
世界はただ
余裕たっぷりに
ちっぽけな私を包んでいるのでした